イングランドが大胆策! 3位転落の可能性残すも大黒柱ルーニーら先発6人を入れ替えへ

ウェールズ戦で殊勲弾のFW2人が先発へ

 今大会のイングランド代表は、特に前線のストライカーの顔ぶれは大会屈指と評価を受けているが、それはルーニーも同感のようだ。「すべてのストライカーに得点力があり、それを今季(プレミアリーグで)証明している。彼らはゴールを決めるだろう。我々には得点力の高い選手がいるので、彼らに決定機を作ることがより重要になる」と語った。

 デレ・アリ(トットナム)の代わりには、アーセナルのジャック・ウィルシャーが入り、トットナムのエリック・ダイアーと中盤を構成するという。

 カイル・ウォーカーとダニー・ローズというトットナムの両サイドバックにも休養が与えられ、サウサンプトンDFライアン・バートランド、リバプールDFナサニエル・クラインが先発予定。前線はハリー・ケイン(トットナム)、ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)が外れ、前節ウェールズ戦で途中出場からゴールを決めたジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ)とダニエル・スターリッジ(リバプール)が先発すると予想されている。

 采配などに大きな疑問符の付くホジソン監督だが、前節ウェールズ戦では交代で投入した2人がゴールを決め、サポーターからの信頼を取り戻した。初のEURO制覇に向け、ルーニーら主力の温存策は果たして吉と出るのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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