2戦連発の“魔球FK”をベイルが解説 EURO公式球は「うまく打つとボールがすごく動く」

英メディアに蹴り方を変えたと明かす 「曲げるやり方は少し退屈なんだ」

 欧州選手権(EURO)で1大会2度の直接FKを決める史上3人目の偉業を達成したウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、自らのキックの技術的な進化を証言。従来のカーブ系FKを捨てて、シンカースタイルへの変更を明らかにした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

「以前のFKは曲げていたけれど、最近は違うテクニックに着目している。そっちの方がエキサイティングなんだ。曲げるやり方は少し退屈なんだ。このスタイルのFKはより楽しいよ。50ヤード(45メートル)の距離でバーを越えることもあるけれど、その次にゴールが決まると壮観なんだ」

 精度とパワーを併せ持ったキックを放つレフティは、こう語った。グループリーグ第2戦のイングランド戦で、マンチェスター・シティのGKジョー・ハート相手に決めた30メートル級の強烈な一撃は、GKの手前でボールの軌道が変わり、沈み込んだ。FKのスタイル変更には、ボールの性質が関係しているという。

「大会公式球はリーガやプレミアリーグのボールと全く違う。うまく打つと、ボールがすごく動くんだ。キーパーには同情するけれど、我々には良いことだよね」

 

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