英紙がC・ロナウドを「最悪FKキッカー」に認定 W杯やEUROで34回蹴って無得点

アイスランド戦の終了間際には“壁当てFK2連発” ドロー発進の一因に…

 ポルトガル代表の絶対的エースFWクリスティアーノ・ロナウドが、「最悪FKキッカー」の烙印を押された。代表戦での国際主要大会で34回ものチャンスがありながらノーゴールに終わっていると、英紙「サン」が報じている。

 優勝候補の一角として臨んだ欧州選手権(EURO)の初戦、現地時間14日のアイスランド戦でロナウドはシュート10本を放ちながらも無得点に終わり、チームのドロー発進を招いてしまった。特に槍玉に挙げられたのは、後半終了間際の“壁当てFK2連発”だった。後半アディショナルタイム3分過ぎ、ゴールから33メートルのFKを得たロナウドだったが、思い切り壁にぶつけた。

 ただ、これはアイスランドの選手のハンドを誘ったため、約24メートルの位置で再びチャンスを得たが、またしてもミスキックで壁に当てた。その瞬間、試合終了のホイッスルが鳴るという締まらない結末となった。

 このミスショットを受けて、同紙はデータ会社「オプタ」のあるデータを紹介している。それはワールドカップやEUROといった主要国際大会での、FKシュート数とゴール数だ。ここでは名手として知られながら、代表の大舞台で決められなかった選手が紹介されており、シニシャ・ミハイロビッチ氏やジネディーヌ・ジダン氏ら豪華メンバーが名を連ねるなかで、ロナウドは34回もFKを蹴りながらノーゴール。うち13回は壁に当てており、枠内に飛んだシュートの数はわずか8回しかないとのことで、その精度の低さは群を抜いていると酷評されている。

 

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