ドイツ代表DFリーダーがポーランド戦無得点の攻撃陣を一喝 「あらゆる一対一で負けた」

ミュラー、ゲッツェら輝く才能にボアテングが苦言

 ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは現地時間16日に行われたポーランドとの一戦で鬼気迫る鉄壁の守備を披露し、2試合連続無失点の立役者となった。その一方で攻撃陣は沈黙し、今大会初のスコアレスドローに終わった。ボアテングは低調な攻撃陣を「あらゆる1対1に勝てていなかった」と一喝。アタッカー陣の奮起を促した。ドイツ公共放送「ZDF」に対して語ったもの。

 ドイツはポーランド戦で計15本のシュートを放ったが、枠をとらえたのはわずか3本。8本のコーナキックもことこどく跳ね返された。MFトーマス・ミュラーやMFマリオ・ゲッツェといったバイエルンの誇るタレントも、がっちりと守備ブロックを築いたポーランドの守備陣を前にシャットアウトされた。

 体を張った守備で最終ラインからチームを支えたボアテングは、決め手を欠いた攻撃陣を一刀両断している。

「僕らは前線であらゆる1対1に勝てなかった。ゴールに向かう動きが失われていた。0-0の引き分けでも満足する必要があるが、フィニッシュについては改善しなければいけない。ラスト3分の1まではいいプレーをしたが、そこから対戦相手をかわすことができず、危険な存在ではなかった」

 

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