「オーバメヤン?と聞いたら…」 意外なアーセナル“最速王”に元英国代表MFも衝撃
瞬間的なスピードでチームトップの記録はスコットランド代表DFティアニー
日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルのスプリント王は快速で知られるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンではなかったようだ。攻守両面で活躍するサイドバックが時速37.51kmを記録してチーム最速となり、この結果に練習参加中の元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーも衝撃を受けているという。
アーセナルとパートナーシップを結ぶデータ解析企業「STAT Sports」の公式ツイッターによれば、フィットネステストのスプリントでクラブ最速記録を計測したのはスコットランド代表DFキーラン・ティアニーだった。左サイドからの果敢な攻撃参加で違いを作る24歳が瞬間的なスピードでチームトップとなった。
チームには快速として知られるオーバメヤンやイングランド代表FWブカヨ・サカなどスピード自慢のアタッカーも多いが、その中でティアニーがスプリント最速だという事実は同僚にとっても意外な結果にも映ったようだ。現在アーセナルの練習参加中のウィルシャーは英ラジオ「talkSPORT」でこのようなコメントを残している。
「今日スプリントのテストをしたんだけど、フィットネスコーチに『誰が一番速かった? オーバメヤン?』と聞いたら、『違う。キーラン・ティアニー』だと言われて驚いたよ」
アーセナルの次期キャプテンとの呼び声高いティアニー。右サイドバックに守備で安定感のある冨安が定着したことで左サイドから果敢に攻撃参加する回数が増えているだけに、その自慢のスプリントが生きる場面も多くなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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