【日本代表】10月W杯予選出場18人を“独自査定” 株を上げた選手&下げた選手たちは?

評価を急落させた柴崎に代わり、田中碧、守田が株を上げる

【記号/上から下へ序列の高い順】
◎=評価アップ
〇=評価据え置き
△=評価ダウン

■左サイドバック
〇 長友佑都(FC東京)
〇 中山雄太(ズウォレ)

 一番手として君臨し付けてきたベテランの長友も、今回の2試合では課題が垣間見えた。豪州戦では持ち前の積極的な攻め上がりが蘇った反面、失点シーンのFKを与えた直前のプレーでは、自らが守る左サイドの背後を容易に突かれた。もっとも、サウジ戦、豪州戦の終盤、長友に代わって出場した中山も、評価の良し悪しを下せるほどの出場時間を得られたわけではないだけに、評価は据え置きか。

■ボランチ
◎ 遠藤 航(シュツットガルト)
◎ 田中 碧(デュッセルドルフ)
◎ 守田英正(サンタ・クララ)
△ 柴崎 岳(レガネス)

 森保監督から絶大な信頼を寄せられていた柴崎は、サウジ戦の失点に直結するパスミスにより、評価が急落。代わって、株を上げたのが豪州戦で先発に抜擢された田中、守田だ。配球センスの高さを見せた田中は、代表初ゴールまで奪ってアピールに成功。守田も状況判断や攻守における技術の高さを光らせた。その試合で彼らと中盤を構成した遠藤は、低調な出来に終わったサウジ戦でのうっ憤を晴らすかのような出色の働きぶりで、重要な戦力であることを証明した。

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