クロップ監督、先制アシストの香川を大絶賛 「センセーショナル」「最高のプレー」

 

「偉大なパスを何本も出していた」

 

 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が1日の欧州チャンピオンズリーグの敵地アンデルレヒト戦で3-0勝利後、前半3分の先制点をアシストするなどの活躍を見せた日本代表MF香川真司を「センセーショナル」と大絶賛した。地元紙ルール・ナハリヒテンが報じている。

「彼は偉大なパスを何本も出していた。最初のゴールをセンセーショナルにお膳立てしてくれた。最高のプレーだったね」

 指揮官はトップ下で先発フル出場した愛弟子をこう絶賛した。

 完璧なラストパスだった。相手DFラインのギャップを突きイタリア代表FWチロ・インモービレが動き出すのを見ると、右足で相手マーカーをあざ笑うようなループパスを出した。GKと1対1になったインモービレは右足で先制点を決めた。

 決定的なパスを何度も出し、UEFA選定のこの試合のMVPにも輝いた香川の活躍を指揮官は手放しで喜んでいた。香川の活躍もあり、試合は3-0で快勝した。

「我々は勝利に相応しい。すごく難しい試合で完璧なスタートを切ることができた」

 電光石火の先制点の重要性を指摘したクロップ監督は何より無失点での勝利に誇らしげだった。

「ゼロはこの勝利における王冠だ。我々は守備に情熱を込めた」

 ブンデスリーガではここ3試合で計6失点を喫し、2敗1分けと不調だったが、無失点で乗り切ったチームワークを称えている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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