「規律に優れる!」セビージャ清武にサムライの末裔の名誉総領事が絶賛 経済効果も期待大

伊達政宗の派遣した慶長遣欧使節の末裔、ホセ・ハポン氏

 セビージャ移籍が発表された日本代表MF清武弘嗣が世界史に名を残した偉大なサムライの子孫からも大きな期待を寄せられている。慶長遣欧使節の末裔である在セビージャ日本国名誉総領事が「キヨタケはこの街に社会的影響を及ぼす」と想像以上の歓迎を見せている。

 地元紙「ABC・デ・セビージャ」は7日のキリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でゴールを挙げた清武の写真を掲載しながら、その実績を紹介。ブンデスリーガでの4年間で公式戦117試合17ゴール30アシスト、そしてに日本代表でも36試合に出場している主力であると記している。またセビージャにとっては2012-13シーズンに所属したFW指宿洋史(現アルビレックス新潟)以来となる日本人選手獲得となったことを紹介している。

 そんな清武は、現地の要人からも多大な期待を受けている。同紙は日本を知る人間として、在セビリア日本国名誉総領事であるホセ・ハポン氏に話を聞いたという。このハポン氏をスペイン語で書くと「Japon」。江戸時代初期に仙台藩主の独眼竜として有名な伊達政宗公が支倉常長らを派遣してセビージャを含むヨーロッパ中を回った「慶長遣欧使節」の末裔だということで、日本にちなんだ名前がつけられた模様だ。

 

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