「なんてロケットだ!」 ユナイテッドDF、華麗な左足ボレー弾を海外絶賛「芸術作品」
マンUがビジャレアルを2-1で破り今季CL初勝利、A・テレスが豪快な同点ゴール
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間29日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でビジャレアル(スペイン)と対戦し、2-1で今大会初勝利を奪った。後半アディショナルタイム(AT)5分に生まれたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの劇的な決勝弾が注目されるなか、流れを引き寄せるゴラッソとなったブラジル人DFアレックス・テレスの同点ゴールも話題となっており、海外メディアからは「芸術作品」「センセーショナルなボレー」などと称賛の声が上がっている。
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CL第1節でヤングボーイズ(スイス)にアウェーで1-2と敗れていたユナイテッドは、ホームにビジャレアルを迎えた一戦でも後半8分に相手FWパコ・アルカセルに先制点を奪われてしまう。再び苦しい状況に追い込まれたユナイテッドだったが、失点から7分後、A・テレスが華麗な一撃で流れを引き寄せる。
敵陣ペナルティーエリア脇の右サイドで得たFKの場面。キッカーのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、ゴール前に相手の意識が集中している裏をかくように、フワリとしたボールをファーサイド側のペナルティーエリア外にいたA・テレスのもとへと送る。フリーで待ち構える形となったA・テレスは、落下地点を見極めて左足を一閃。わずかにアウト回転がかかったボールは、エリア内でワンバウンドして鋭くファーサイドに吸い込まれた。
この一撃を英メディア「スポーツ・バイブル」は「センセーショナルなボレー」「魔法の瞬間」と報道。メキシコ紙「レコルド」公式ツイッターが「芸術作品」と称えれば、衛星放送「FOXスポーツ」公式ツイッターも「なんてロケットだ!」と感嘆の声を上げている。
これで同点に追いついたユナイテッドは、後半AT5分にロナウドが劇的な決勝ゴールを奪って2-1と逆転勝利。A・テレスのゴラッソが、チームに流れを呼び込んだ。