「切り返して、切り返して、また切り返す!!」 浦和MF小泉の変幻自在ドリブルに脚光

浦和MF小泉佳穂【写真:Getty Images】
浦和MF小泉佳穂【写真:Getty Images】

浦和MF小泉、後半4分にFC東京のDF鈴木をテクニックで翻弄

 浦和レッズは25日、J1リーグ第30節・FC東京戦で2-1と逆転勝利を飾った。そのなかで、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターは、MF小泉佳穂の変幻自在のドリブルを取り上げている。

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 昨季フランス1部マルセイユで同僚だったDF長友佑都(FC東京)とDF酒井宏樹(浦和)のJ1初対決に注目が集まったなか、試合はキックオフ直後に動く。FC東京はDF森重真人が前線へロングフィード。浦和DF岩波拓也の背後に落とす絶妙なボールに、田川が反応して裏を取ると、そのまま胸トラップから左足シュートを放ち、GK西川周作の足元を抜いて先制ゴールを奪った。データ分析会社「オプタ」によれば、2015年以降のJ1で、FC東京が挙げたゴールとしてはクラブ最速タイ記録となった。

 攻めあぐねていた浦和は前半アディショナルタイム、敵陣に相手を押し込んだ状態からMF柴戸海が縦パスをペナルティーエリア内に入れると、MF平野佑一が相手を引き付けてラストパス。ここに走り込んだ酒井が右足で流しこんだ。一度はオフサイドと判定されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオンサイドだと判定が変わり、ゴールが認められた。

 FC東京がハーフタイム明けからFWディエゴ・オリヴェイラ、後半15分にはMFアダイウトンを投入して圧力をかける姿勢を見せた一方、浦和のリカルド・ロドリゲス監督も同19分にFWキャスパー・ユンカーを投入し、こちらもゴール前への迫力を出しにかかった。

 そこで迎えた同21分、浦和はこの交代で左サイドにポジションを移したMF関根貴大がボールを受けると、そのまま持ち出して左足で強烈なミドル。これがクロスバーに当たって跳ね返ったところを江坂が流しこんで2-1と逆転に成功した。

 7戦負けなし(6勝1分)となった浦和の中で、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターがスポットライトを当てたのが小泉のワンプレーだ。

「切り返して、切り返して、また切り返す!! 変幻自在のドリブル」

 後半4分、敵陣ペナルティーエリア内でパスを受けた小泉は、FC東京のDF鈴木準弥と対峙。左足でキックフェイントを入れて右に切り返すと、すぐさま右足で左へ持ち出す。そして、鈴木がついてくると見るや、再びキックフェイントで相手をスライディングに飛ばせ、尻もちをつかせた。

 最終的にチャンスにつながるまでには至らなかったが、小泉の華麗なテクニックに「鬼の切り返し」「うますぎる……」「これはヤバい」「両利きなんだと改めて思う」といった驚きの声が上がっていた。

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