浦和ロドリゲス監督、失速気味のFWユンカーに信頼 「レベルの高さは分かっている」

浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】
浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】

怪我のリスクがあると先発を回避している間に別の選手がアピール

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は24日に定例のオンライン会見を行い、シーズン後半戦に入って調子を落としている印象のあるデンマーク人FWキャスパー・ユンカーについて「彼のパフォーマンスやレベルの高さは分かっているし、信頼している」と話した。

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 ユンカーは今季の選手登録ウインドー第1回の締め切り直前に浦和へ加入。5月5日のルヴァンカップ柏レイソル戦(3-3)でデビューすると、東京五輪での中断前に公式戦15試合でプレーして11得点という爆発的なゴール奪取能力を見せた。

 しかし、その中断明けには8月12日の練習中における右頬骨の骨折による手術があったとクラブから発表され、フェイスガードを装着して試合に出場しながらも、公式戦7試合出場で2得点。リーグ戦ではここ2試合連続でスタメンから外れ、18日のリーグ第29節セレッソ大阪戦(2-0)ではプレー内容の低調さだけでなく、覇気のない姿が心配された。

 そのストライカーの状況をロドリゲス監督は「五輪の中断前後でちょっとした怪我や違和感を抱え、頬骨の骨折もあった。8月は試合に絡んだがフィジカルコンディションがあまり良くなかった。その中でルヴァン杯の川崎戦(9月1日と5日)は、怪我のリスクが少し高いとしてスタートから起用しなかった」と話した。そのうえで、「その時に代わりにプレーした選手が非常に好調だった。その良かった選手がプレーし続けるのは、私はフェアな判断だと思う」と、現在の起用法を説明している。

 一方で指揮官は、シーズン終盤戦に向けてユンカーの得点力は絶対に必要だという信頼感を強調した。

「その間にキャスパーも練習を続けてコンディションを上げてきているので、これからも試合に出て貢献してくれるだろう。ずっと出ていた選手がサブの立場になっているので、彼にとっても簡単な状況ではないが、我々もサポートしながら再度ピッチに立った時には貢献してもらえる状態にしておきたい。彼のパフォーマンスやレベルの高さは分かっているし信頼している。ずっと11人で戦うのは難しい。ポテンシャルのある彼がプレーした時には、必ず貢献してくれると思っている」

 現在はMF小泉佳穂とMF江坂任を前線に並べる布陣が機能しているが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権の得られるリーグ3位、ルヴァン杯と天皇杯のタイトル獲得の可能性を残す浦和は10月に連戦も控える。その時までに再びコンディションを上げ、デンマークからやってきたストライカーがゴールラッシュをする姿が期待される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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