英雄シャビのバルサ監督就任の可能性は? 現地メディアが“3つのポイント”から考察
苦しい戦いを強いられるバルサ、クーマン監督の後任候補にシャビ監督の名も
スペイン1部バルセロナでは、ロナルド・クーマン監督の解任論が浮上している。後任候補の1人には元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス氏の名前が挙がるなか、スペイン紙「マルカ」はクラブのレジェンド¬¬¬¬が監督として戻る可能性を考察している。
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2019年からカタールのアル・サッドを率いているシャビ監督は、今年5月にクラブとの契約を延長。2023年までは同クラブの監督を務める意思を示した。しかし、バルセロナは20日のリーガ・エスパニョーラ第5節グラナダ戦を1-1で引き分け、クーマン監督への批判が過熱。解任が叫ばれる事態となっている。
そこでバルサの新監督候補として名前が挙がっているシャビ監督だが、クラブのOBであり、バルサのDNAを持つ同監督の就任を歓迎する「マルカ」紙は、バルサ監督就任の可能性を3つのポイントから考察している。
交渉をスタートさせるうえでまず不可欠なのは現監督の解任だ。言うまでもなく、クーマン監督がいる限りその職に就くことは不可能。クラブが監督交代の意思表示を示さない限り、「バルサとは絶対に交渉しない」と指摘している。
クーマン監督が職を追われるかどうかに加え、どのようなプロジェクトを提案するかも重要だという。シャビ監督がそのプロジェクトが気に入れば、たとえシーズンが始まっていても監督就任を引き受けるだろうと、「マルカ」紙は見解を綴っている。
そしてアル・サッドとの交渉も忘れてはならない。シャビ監督と家族は、カタールに馴染んでおり、幸せな生活を送っているという。バルサから声がかかった際、アル・サッドの許可を得る必要性も出てくる。「マルカ」紙は「シャビを放出することに問題はないと思われるが、それには特別な事情が必要」と指摘した。
2021-22シーズンはスタートしたばかりだが、果たしてシャビ監督の古巣帰還は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)