テロの脅威と戦うEUROで悪名高きフーリガンが暴動! マルセイユで英サポーター1人が逮捕

開幕前の暴力行為にFAも非難の声明

 11日に開幕する欧州選手権(EURO)の舞台となるフランスで、フーリガンが暴力行為を起こし、すでに逮捕者が出ている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 フランス南部の都市マルセイユでは、11日にイングランド代表が開幕戦でロシア代表と激突する。だが、数々の暴力行為で悪名高いフーリガンは、マルセイユ市内のパブで地元の若者70人と大立ち回りを展開。すでに逮捕者を出しており、機動隊は深夜に催涙ガスを噴出し、暴徒鎮静のために警察犬を放つなど緊急事態となっている。イングランドサポーター1人が逮捕された。

 イングランドサッカー協会(FA)は「昨夜のマルセイユでの暴動に落胆している。そのような行動を非難する。当局に犯人の特定と然るべき処置を委ねている」との声明を発表。テロの脅威と戦うEUROで、フーリガンというサッカー界の根深い問題も起きてしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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