「落ち着きが世界レベル」 オナイウ阿道が”華麗な切り返し”…左足の技あり弾が反響

トゥールーズの日本代表FWオナイウ阿道【写真:Getty Images】
トゥールーズの日本代表FWオナイウ阿道【写真:Getty Images】

グルノーブル戦で2得点、冷静な判断と技で魅せた1点目に賛辞続々

 トゥールーズの日本代表FWオナイウ阿道は、現地時間18日に行われたフランス・リーグ2部(リーグ・ドゥ)第8節のグルノーブル戦(4-1)で2得点の活躍を見せた。とりわけ、冷静な判断と巧みな技術が光った前半34分のゴールシーンに熱視線が注がれ、クラブ公式SNSに投稿された動画にはファンから賛辞が寄せられている。

 今夏に横浜F・マリノスからトゥールーズへ完全移籍したオナイウは、リーグ・ドゥ第5節ディジョン戦(4-2)の前半37分に右足で移籍後初ゴールをマークすると、ヴァランシエンヌ戦(第6節/1-0)、ル・アーブル戦(第7節/1-1)でもそれぞれ1得点。今節のグルノーブル戦では2ゴールの活躍を見せ、ここ4戦5発と勢いを見せつけている。

 そのプレーからは好調ぶりが窺え、グルノーブル戦の前半34分に決めた1点目のシーンでは判断とテクニックで魅せた。MFブレヒト・デヤーゲレからのスルーパスをペナルティーエリア(PA)内で受けると、マッチアップした相手を華麗なステップでかわし左足へ持ち替える。完全フリーになった状態からゴール右上へ左足シュートを突き刺した。

 この冷静なフィニッシュシーンを、トゥールーズの公式SNSが投稿。国内外のファンからは「アジア枠超えて見えてしまう」「大分にいたとは思えないレベルになっとる」「ゴール前での落ち着き具合が世界レベル」「欧州のFWと比べても引けを取らない切り替えしだわ」「クラック」「信じられない」「キレキレ」「マジック」といった賛辞が続々と寄せられた。

 この投稿に対し、本人も「こういうゴール珍しい」と反応。データ分析会社「オプタ」によると、トゥールーズにおいて、シーズン最初の8試合で5ゴール以上を記録したのは、2014-15年のウィサム・ベン・イェデル(ASモナコ)以来だとされ、オナイウのさらなるゴール量産へ期待が高まる。

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