PSGのレオナルドSD、メッシの年俸報道を否定 「完全なでたらめ」「契約期間は2年」

パリ・サンジェルマンのFWリオネル・メッシ【写真:AP】
パリ・サンジェルマンのFWリオネル・メッシ【写真:AP】

1年目に約39億円、2年目と3年目は約52億円を得ると仏紙「レキップ」が報道

 フランス紙「レキップ」は18日に一面で、今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)に加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの年俸を伝えた。その超高額な年俸は世界中で報じられたが、PSGのスポーツダイレクター(SD)であるレオナルド氏は、報道が事実ではないとして、金額を否定している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

「レキップ」紙によれば、メッシの年俸は1年目が3000万ユーロ(約39億円)、2年目には1000万ユーロ(約13億円)が上乗せされ、オプションとなっている1年の契約を延長すれば3年目も2年目と同額を得ると報じた。その額は3年総額1億1000万ユーロ(約143億円)にも上る。

 しかし、レオナルドSDはこの報道は事実ではないとして真っ向から否定している。

「私たちはレキップ紙の今回のような一面を受け入れることはできない。完全なでたらめだ。リスペクトの欠如を示しており、私たちにとっては好ましくない。契約期間についても、金額についても、間違っている」

 さらに、「守秘義務条項があるが、(3年契約については)真実ではないと言うことができる。なぜ、このタイミングで記事を出したのか、私には理解できない。現実からも、はるかに遠くなっている。契約期間は2年間だ。3年目の契約については、結ばれたものも、オプションもない」と、金額については明言しなかったが、3年目のオプションがあることを否定した。

 世界最高の選手であるメッシが、いくら稼いでいるかは、誰もが気になるところだろう。だが、レオナルドSDからすれば、こうした報道が表に出ることは、チームの年俸バランスなどを管理するうえでも望ましくないに違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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