浦和、来季18年ぶりに高校出身FW加入 指揮官がエール「野心を持ち続けるのが必要」

浦和のロドリゲス監督が高校出身FW木原励の加入について語った【写真:Getty Images】
浦和のロドリゲス監督が高校出身FW木原励の加入について語った【写真:Getty Images】

京都橘高校のFW木原励の加入内定を発表、ロドリゲス監督はメンタル面の重要性を強調

 浦和レッズは来季からの新加入内定選手として、京都橘高校のFW木原励の獲得を今週に入って発表した。浦和にとって、下部組織出身ではない高卒のFWを獲得するのは実に18年ぶりとなる。リカルド・ロドリゲス監督は「浦和レッズに加入するのが目標になってはいけない」とエールを送った。

 浦和は高校から加入した選手でDF山田暢久やMF小野伸二、MF鈴木啓太、MF長谷部誠、MF細貝萌といった日本代表でも常連になって活躍する選手を獲得、輩出してきたが、FWはこれまで実績がほとんどなかった。

 木原の前に高校から加入したFW登録の選手は2004年入団のFW横山拓也(静岡学園)まで遡るため、22年に加入する木原は18年ぶりの高卒FWとなる。ユースから昇格のFW登録を合わせても、09年昇格のFW原口元気まで遡る。

 木原は加入にあたり、「幼い頃からの夢が叶い、とてもうれしいです。今まで支えてくれた両親、指導者の方々、チームメートには感謝の気持ちでいっぱいです。少しでも早く試合に関わり、結果を残せるように、日々の練習を全力で取り組み、先輩から多くのことを学び吸収していきたいです。そして、たくさんの人に愛され応援される選手になり、浦和レッズの伝統と責任を背負う覚悟を持って闘います。よろしくお願いします」と、浦和を通じてコメントを寄せている。

 すでに木原はエリートリーグの試合に練習生として参加し、試合に出場するなど浦和での活動もしている。その木原についてリカルド・ロドリゲス監督は、17日のオンライン会見で若手FWに必要なメンタル的な要素も併せてこう話している。

「選手の特徴によってどういうところを伸ばすかは変わるが、重要なのはチームのコンセプトを理解すること。タイプによってターゲットになる選手もセカンドストライカーもいる。彼は自分の年代でも目立った存在だと思う。加入してから成熟していかないといけないが、高いレベルのゲームに参加しながら、練習でもレベルを上げるのが必要。メンタル的なところでは野心を持ち続けるのが必要だ。浦和レッズに加入するのが目標になってはいけない。数年後にここでレギュラーになる、活躍し続けるという気持ちが大切なこと」

 浦和には今季途中加入でゴールを量産しているデンマーク人FWキャスパー・ユンカーや、日本人トップクラスの万能性を持つベテランFW興梠慎三、北欧でのプレー経験も持つ国際経験豊かなFW木下康介という顔ぶれがFWに揃う。その環境に18年ぶりの高卒新人として飛び込む、パリ五輪世代のストライカーとしても注目される木原には大きな期待がかかっている。


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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)


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