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日本の“天敵”ケーヒル、引退後のキャリアサポートの重要性を主張 「もっと手助けするべき」
カタールW杯アンバサダーを務めるケーヒル氏、プロ選手のセカンドキャリア問題に言及
日本代表相手に5ゴールを記録し、「日本キラー」として名を馳せた元オーストラリア代表FWティム・ケーヒル氏。現在はカタールのアスリート教育機関「アスパイア・アカデミー」のチーフスポーツオフィサーを務めながら、同国で2022年に開催されるワールドカップ(W杯)のアンバサダーとして活動している。そんな同氏が、プロサッカー選手の引退後のキャリアサポートの必要性を、カタールW杯スプリームコミッティを通じた取材で訴えた。
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プレミアリーグの古豪エバートンなどで活躍したケーヒル氏は、約20年間のプロ生活を送った後、2019年に39歳で現役引退。現在はカタールに在住し、指導者として研鑽を積んでいる。
「人生のどんな段階でも、日々多く学ぶことは大切です。プロとしての日々はエキサイティングだったが、引退後の新たな挑戦を心から楽しんでいます」
ケーヒル氏はこう語った。オーストラリア代表のレジェンドとして活躍した名手は順風満帆に引退後の日々を過ごしているが、国内外でもプロ選手はセカンドキャリアで苦しんでいるケースは多い。ケーヒル氏は現役中の選手に対する、引退後のキャリアサポートの重要性を声高に叫んでいる。
「サッカークラブと協会は、フットボールを終えた後の人生に対する選手の準備をもっと手助けする必要がある。最近は素晴らしい取り組みもあるが、もっと照準を合わせるべきだし、向上させるべきだ」
16歳でプロサッカー選手を志したケーヒル氏は、引退直後にハーバード・ビジネス・スクールに入学。企業家としてのキャリアも築いている同氏は、キャリアサポートの重要性を訴えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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