浦和がタイ1部ムアントンとパートナーシップ締結 「あらゆる分野でアジアNo.1を目指す」

槙野智章は「相乗効果になればいい」とコメント

 ムアントンのウィラック・ロートン代表は、「2007年と17年にACLを獲得した浦和は、小野伸二や長谷部誠、原口元気など優れた選手を輩出した。両クラブ間の人材交流やフレンドリーマッチを通じ、タイのサッカーの歴史に新たなものを刻みたい。ムアントンは常に新たなことに挑戦してきた。チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)らがJリーグに移籍した。このパートナーシップで、タイのサッカーファンにも素晴らしい体験を与えることに期待している」と話した。

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 浦和のリカルド・ロドリゲス監督はビデオメッセージで、「このパートナーシップをとても喜んでいる。日本とタイの素晴らしいクラブであり、私は3年間タイにいたのでムアントンをよく知っている。スタジアムも環境も素晴らしく、監督としても1人のサッカーファンとしても楽しんだ」とコメント。ロドリゲス監督は2014年から16年までタイで3クラブの監督を歴任した。

 また、DF槙野智章は「個人的にもACLの舞台で対戦もしたが、現地のサポーターの温かさと選手の質の高さにびっくりしていた。浦和としても幅が広がり、ビジネスチャンスにもなると思う。Jリーグでもタイ出身の選手が大暴れしている。相乗効果になればいいと思う」と語った。

 今後、両者がどのような発展的な関係を見せ、新たな取り組みを実現させていくのかが注目される。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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