「誰もちゃんとフットボールを見ていない」 オリギへの“オファーなし”にクロップ驚き

リバプールのクロップ監督とFWオリギ【写真:Getty Images】
リバプールのクロップ監督とFWオリギ【写真:Getty Images】

クロップ監督、オリギが今夏の放出候補だったと認める「適切なオファーが届くと…」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、今夏の移籍市場でベルギー代表FWディボック・オリギに興味を示すクラブがなかったことについて、「誰もちゃんとフットボールを見ていない」と語った。放出候補だったオリギは、現地時間15日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第1節ACミラン戦(3-2)に先発出場し、エジプト代表FWモハメド・サラーの得点をアシストするなど活躍した。

 リバプールはリーグ戦から多少のメンバーを入れ替えてCL初戦に臨んだ。そのなかでオリギは3トップの真ん中で先発出場。1-2とビハインドで迎えた後半3分には、バイタルエリアで密集したDF陣の頭上を抜く絶妙な浮き球パスでサラーのゴールをアシストした。チームはその後、MFジョーダン・ヘンダーソンのミドルシュートで勝ち越しに成功し、3-2でミランを下した。

 勝利の立役者の1人となったオリギだが、今夏の移籍マーケットでは再三退団が噂されていた。センターフォワードとしての序列はブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、この日は左サイドに入ったポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタに次ぐ3番手の存在だったが、監督の起用に応えてみせた。

 クロップ監督は試合後の英衛星放送「BTスポーツ」のインタビューで、オリギが放出候補だったことを認めつつも、獲得に興味を示すクラブがなかったことに驚きを感じている様子で、次のように語っている。

「(オリギは)素晴らしい試合をした。彼がどれだけ良い選手かを忘れている。このチームに入るのは難しいんだ。夏の移籍マーケットでは彼に適切なオファーが届くだろうと考えていたが、誰もちゃんとフットボールを見ていない」

 さらに英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、クロップ監督は試合後の会見でもオリギについて「彼は素晴らしい男だよ。彼がここを去る時にはレジェンドとして見られるだろう。彼は夏に退団する可能性があったが、フットボールとはクレイジーなもので、みんな彼の良さを忘れてしまった。我々は自分たちの立場を決めなければならない。彼は何も間違ったことはしていないよ。このチームに入ることは時として難しいことだが、今日の彼には満足している」と話していたという。

 オリギが放出候補だったことを隠そうともしなかったクロップ監督だが、ミラン相手のパフォーマンスを高く評価した。前線はスター選手が顔を揃える一方で層が厚いポジションではないだけに、これをきっかけにオリギにも出番が与えられることになるだろうか。

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(Football ZONE web編集部)


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