36歳C・ロナウド、復帰戦で”時速30km超”の衝撃スプリント 海外驚愕「自然の法則を無視」

復帰戦ゴールを決めたFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】
復帰戦ゴールを決めたFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

ニューカッスル戦で2得点の活躍、2点目直前の"加速シーン"に英メディア注目

 マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは11日のプレミアリーグ第4節ニューカッスル戦(4-1)にスタメン出場し、後半17分までに2得点を決める最高の“再デビュー”を飾った。36歳となった今なお、そのプレーに衰えは感じられず、海外メディアは後半に奪った2点目の加速シーンに注目し、驚異的なスプリント力を伝えている。

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 2008-09シーズン以来、12年ぶりにユナイテッドへ電撃復帰したロナウドは、スタメンでの再デビューとなったニューカッスル戦でいきなり本拠地を沸かせた。0-0で迎えた前半アディショナルタイム、イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドのミドルシュートのこぼれ球を押し込んで初ゴールを奪うと、後半17分にはイングランド代表DFルーク・ショーのスルーパスに抜け出し、GKの股の間を抜く強烈な左足のシュートで2点目を挙げた。

 衝撃的な復帰初戦の活躍ぶりが各方面へ反響をもたらしているなか、海外メディアは2点目の直前に見せた36歳ロナウドのスプリントシーンに注目している。ロナウドはルーク・ショーが自陣からボールを縦に運んだ瞬間、ハーフウェーライン付近から一気に加速。ペナルティーエリア手前でパスを受けてシュートまで持ち込んだ場面でのスピードは、英メディア「スポーツ・バイブル」が英公共放送のスポーツ番組製作部門「BBC Sport」の情報をもとに報じたところによると、時速32.5kmをマークしていたという。

 36歳という年齢を感じさせない身体能力の高さに、「スポーツ・バイブル」は「30歳よりも40歳に近い。自然の法則を無視している」と綴れば、英メディア「GIVE ME SPORT」も「これはただの36歳ではない。この先何年も最高のレベルでプレーできるような、信じられないような体型の持ち主だ」と驚きをもって伝えている。

 ロナウドと言えば、ユベントス時代にも身体能力の高さがたびたび話題となり、2年前の12月に行われたサンプドリア戦(2-1/セリエA第17節)で見せたヘディング弾の跳躍が2メートル超を記録したと話題に。決定力の高さもさることながら、活躍を支える”肉体”も引き続き注目を浴びそうだ。

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