「ボールの魔術師」 ロナウジーニョ、必殺“ノールックパス”を捉えた決定的瞬間に反響

元ブラジル代表FWロナウジーニョ【写真:Getty Images】
元ブラジル代表FWロナウジーニョ【写真:Getty Images】

ミラン時代のワンシーンを自身の公式SNSに投稿

 2000年代を代表するスーパースターの1人と言えば、元ブラジル代表FWロナウジーニョだろう。近年は偽造パスポート使用による逮捕など世間を騒がせることが多いが、現役時代にピッチ上で披露してきた華麗なテクニックの数々が色褪せることはない。そんなロナウジーニョが自身の公式SNSを更新。ACミラン時代に必殺の“ノールックパス”を出す瞬間を捉えた写真を公開すると、ファンから「天才」「ボールの魔術師」などの声が寄せられている。

 ロナウジーニョはグレミオ、パリ・サンジェルマンを経て2003年からスペインの名門バルセロナに在籍。数々の超絶技巧でファンを魅了し、05年にバロンドールを受賞するなどキャリアの絶頂期を過ごした。だが負傷もあって次第に下降線を描くと、08年夏にミランへ移籍した。背番号「80」をつけたファンタジスタは、コンディション不良もあって全盛期の輝きこそ放てなかったものの、2年半の在籍でリーグ戦76試合19ゴールを記録。偉大なキャリアの1ページとして、ファンの脳裏に焼きついているのは間違いない。

 そんなロナウジーニョが自身の公式インスタグラムとツイッターに、1枚の写真を投稿。右足のインサイドキックで前方にパスを出す瞬間を捉えたものだが、ロナウジーニョは顔を左側に向けた“ノールック”の状態で蹴っている。ロナウジーニョは現役時代、対峙した相手を幻惑するために“ノールックパス”を何度も繰り出しており、世界中のファンに必殺技の一つとして認識されている。

 この投稿に「天才」「美しい」「ボールの魔術師」「フットボールの芸術」など多くのファンが反応。18年1月の現役引退発表から時が経過しているが、芸術性を感じる勇姿は今後も語り継がれていくに違いない。

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