「敗北は絶望的」 中国、日本戦黒星でグループ最下位に母国悲観的「恥ずかしいのは…」

中国メディアが代表チームに対して厳しい評価【写真:AP】
中国メディアが代表チームに対して厳しい評価【写真:AP】

オーストラリア、日本に敗れて最終予選2連敗「0得点、4失点で最下位へ」

 中国代表は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表と対戦。前半終了間際にFW大迫勇也に許したゴールが決勝点となり、0-1で敗れた。最終予選で2連敗スタートとなったなか、中国メディアは「日本戦の敗北は絶望的」と伝えている。

 最終予選初戦でオーストラリアに0-3で敗れた中国は、これまでリー・ティエ監督の下でベースとしてきた4バックではなく、5バックに変更。イングランドから帰化したDFティアス・ブラウニングを中心にブロックを作り、守備を固めて試合に入った。

 前半23分にMF久保建英にポスト直撃の一撃を放たれるなか、ピンチをしのいでいたが、同40分にMF伊東純也にサイドを縦に突破されてクロスを上げられ、大迫にニアでコースを変えられて先制点を許した。

 中国は後半17分、オーストリアの強豪ザルツブルクでプレー経験のあるFWアランと、FWアロイージオというブラジルから帰化した選手2人を含む3枚替え。4-4-2に変更し、一転してハイプレスでの勝負をかけてきた。

 日本のミスを誘い、ゴールに迫る場面もあったが、結局同点に追いつけず、中国は0-1で敗北。オーストラリア戦に続き、最終予選は2連敗スタートとなった。

 中国メディア「新浪体育」は、「オーストラリアに0-3で敗れたことの失望と比較すると、日本戦の敗北は絶望的」と言及。中国大手メディア「捜狐」も、中国は1998年に2-0で勝って以来、日本戦は5分7敗だと直接対決の結果を紹介しつつ、「(最終予選)第2戦で日本に0-1で敗戦。0得点、4失点で最下位へ。さらに恥ずかしいのは、代表チームが23年連続で対戦相手に勝てなかったことだ」と伝えている。

 FIFAランク71位の中国にとって、アジア勢トップとなる同24位の日本は格上にあたるが、0-1で敗れたショックは大きかったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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