アーセナル復権の鍵は「30億円超の大型補強」にあり!? ヴァーディ獲得なら今オフ2人目に

過去12年で30億円超の大型補強は3人 マンCは18選手を補強し5つのタイトル獲得

 2003-04シーズンの無敗優勝を最後にリーグタイトルから遠ざかるアーセナルは、今夏に大型補強に乗り出すことになるのだろうか。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「アーセナルは2004年のタイトル以降、プレミアリーグにビッグマネーでの補強で見劣りしている」と特集。近年リーグ戦で栄光から遠ざかっている影響は、ライバルクラブに比べて大型補強が少ないことが原因の一つなのでは、と分析している。

 リーグ戦で2位に終わったアーセナルには衝撃のプランが急浮上し、英メディアを賑わせている。レスター・シティで今季得点ランキング2位となる24得点を記録し、リーグ初制覇に大きく貢献したイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの獲得が近づいているというのだ。日本代表FW岡崎慎司と2トップを組むヴァーディの契約には、契約解除金として2000万ポンド(約31億円)が設定されていると報じられているが、アーセナルはこれの支払い準備を進め、獲得が迫っているという。

 テレビ放映権料の高騰など、各クラブへ100億円規模の分配金が渡るプレミアリーグでは、近年選手の移籍金はインフレ状態。現在の相場で考えれば、リーグ屈指の点取り屋に成長したヴァーディが2000万ポンドというのは、決して高い買い物ではないはずだ。

 しかし、レポートによればアーセナルが一人の選手の獲得に2000万ポンドを費やした例は、03-04シーズンのリーグ優勝以降では、わずか3人しかいないという。クラブレコードとなる4250万ポンド(約66億円)で獲得したドイツ代表MFメスト・エジル、チリ代表FWアレクシス・サンチェス、そして先日獲得を決めたスイス代表MFグラニト・ジャカだ。

 

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