英代表FWケイン、トッテナム残留を宣言 「チームの成功のために100%集中する」
スパーズファンの歓迎を受けて「信じられない気持ちになった」
トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインがツイッターを通じて、「今夏はトッテナムに残る」と残留を宣言した。マンチェスター・シティ移籍の噂が絶えなかったストライカーは、今季も“スパーズ”の一員として戦うことが決まった。
ケインはかねてからタイトル獲得を狙えるクラブでのプレーを熱望し、今夏の移籍報道が過熱。そのなかで、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(バルセロナ)の退団で前線が手薄となったシティが、移籍金1億5000万ポンド(約226億円)での獲得に動いていた。
しかし、トッテナムのダニエル・レヴィ会長はケインを売らないというスタンスを貫き、シティからのオファーを拒絶していた。
そして25日、ケインは自身のツイッターを更新。「日曜日にはスパーズファンからの歓迎を目の当たりにし、先週から多くの応援メッセージをもらった。信じられないような気持ちになりました。私は今夏トッテナムに残り、チームの成功のために100%集中していきます」とファンに向けて残留を宣言し、注目を集めた去就問題に終止符を打った。
英紙「デイリー・エクスプレス」は「ハリー・ケインは残留する。ダニエル・レヴィはマン・シティとの1億5000万ポンドの移籍バトルに勝利した」と報じている。不動のエースにして、チームのキャプテンでもある男の残留宣言は、トッテナムにとってこれ以上ない朗報といえるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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