異色の“逆輸入”FW木下康介、26歳で挑む初のJリーグ 浦和の練習で感じた“違い”とは?

クラブ側が評価する「ハングリー精神」

 会見に同席した西野努テクニカル・ダイレクターは、ロドリゲス監督と求めるタイプの選手などの共有はしていると話す一方で、木下も含めてメンタリティーの部分で「ハングリー精神を持つ選手」を補強時のポイントに挙げていると話している。

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「プレー面というより、勝つことに対する渇望感、飢餓感、ハングリー精神ですね。木下選手もそうだし、ユンカーもショルツも平野(佑一)も、そういったものを強く持ってくれているのが嬉しいというか、そういうチームにしていきたい。リカルドはそれを一番持っている。ACLを獲りたいという夢や野望がある。選手にもそういうものを求めたいし、そういう視点で見ている。今の浦和レッズにはそういうものが大事だと思っている。チームにもっと持ってもらいたいものという観点ですね」

 木下自身も、浦和をステップに来年のワールドカップや、再びヨーロッパの最高峰であるイングランド・プレミアリーグ、スペインリーグへ挑戦する野望を持ち「そのプロセスで、このタイミングで浦和レッズでやらせてもらうのは大きなチャレンジになる」とも話した。欧州でキャリアを切り拓いてきたハングリー精神と野心の持ち主は、浦和に新しい風を吹かせそうな気配だ。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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