オーバメヤン、新型コロナ陽性と判明 練習欠席で浮上した“バルサ移籍説”は憶測か

アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

先週のトレーニングを欠席、新型コロナ陽性反応をクラブ発表

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと、元フランス代表FWアレクサンダー・ラカゼットが、先週のトレーニングを欠席した理由が新型コロナウイルスへの陽性反応だったとクラブから発表された。

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 オーバメヤンとラカゼットには、先週にわかに移籍説が浮上した。特にオーバメヤンは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを失ったバルセロナが獲得に乗り出しているという報道が急浮上。その根拠がトレーニング欠席で、この時期には移籍交渉の存在や、移籍への準備であることが多いことから、憶測を呼びやすい要素だと言える。

 しかし、この根拠となった練習欠席が新型コロナウイルスの影響だったことで、一気に移籍説は沈静化へ向かうと見られる。当初からオーバメヤンの移籍説に否定的だった移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者もこの話題に触れ、「繰り返すがバルセロナはオーバメヤンに興味を持っておらず、アーセナルはコウチーニョに興味がない」とツイッターに投稿し、交換トレード説が浮上したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョにも触れた。

 例年ならば急な練習欠席は移籍への前兆として捉えられる。最近ではイングランド・プレミアリーグのトッテナムに所属するFWハリー・ケインが、こうした理由で話題の中心的な人物になっている。しかしながら、今回に関しては違った理由での練習欠席だったことで、こうした兆候に敏感な英メディアが振り回されたという結果になりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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