闘莉王、J2水戸に凱旋…サポーターが大歓迎 「ここに来なければトゥーリオのままでした」

ケーズデンキスタジアムで行われたイベントで、約3000人の水戸サポーターに挨拶を済ませた闘莉王氏。スペシャルユニフォームをプレゼントされた【写真:Football ZONE web】
ケーズデンキスタジアムで行われたイベントで、約3000人の水戸サポーターに挨拶を済ませた闘莉王氏。スペシャルユニフォームをプレゼントされた【写真:Football ZONE web】

東京V戦の試合会場を訪れ挨拶、3000人以上の観衆から拍手喝采

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が9日、J2リーグ第24節で古巣の水戸ホーリーホックと東京ヴェルディの一戦に来場。2019年シーズンを最後に現役引退した闘将が、本拠地ケーズデンキスタジアム水戸のサポーターへ挨拶を行うと、3000人以上の観衆から拍手喝采が巻き起こった。

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 2003年にサンフレッチェ広島からの期限付き移籍で水戸に加入。わずか1シーズンの在籍だったが、DFながら年間10ゴールを記録した。日本国籍を取得し、翌年にJ1浦和レッズへ“個人昇格”を果たした闘将人気は、18年が経過した今も水戸で健在だった。

「ここに来なければ、カタカナのトゥーリオのままでした」

 出世の足がかりとなった水戸での1年間を振り返った試合前のトークイベントでそう語ると、サポーターからは大きな拍手。さらに「当時の練習場所は普通の公園だった。子供たちに退いてもらってからスタートしていた」というエピソードを語ると、爆笑が巻き起こった。

 試合開始前にはスタジアムを一周し、凱旋スピーチをした闘将。チーム関係者は「サポーターには水戸が育てた闘莉王という思いがあるんです」と、いまだに根強い人気の理由を説明していた。

 東京五輪の解説のために帰国していた闘莉王氏は、15日には名古屋グランパス対湘南ベルマーレ戦が行われる豊田スタジアムを訪問予定だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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