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バルサ退団のメッシ、ケインの去就に揺れるトッテナムも獲得オファーと海外が経緯報道
トッテナムは合意が報じられたインテルFWマルティネスの獲得も一転して暗礁に
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現地時間8日、21年のキャリアを過ごしてきたバルセロナの退団会見を行った。「たくさんのクラブからオファーを受けている」と語ったメッシは、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が近づいているとされるが、英紙「デイリー・エクスプレス」は、イングランド代表FWハリー・ケインの去就に揺れるトッテナムもオファーを出したと報じている。
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6度のバロンドールを受賞した史上最高の選手とも称されるメッシを、移籍金ゼロで獲得できるとなれば、多くのクラブが関心を抱くのは必至だ。しかし、バルサが契約延長を諦めなければいけないほどの高額年俸のメッシを獲得できるクラブは限られてくる。
そんななか、米スポーツ専門局「ESPN」南米版によれば、プレミアリーグのトッテナムがオファーを出したという。それ以外にはPSG、そして昨シーズン、メッシの友人であり、チームメートだったウルグアイ代表FWルイス・スアレスを同じく移籍金ゼロで加えていたアトレティコ・マドリードも、メッシ獲得に乗り出していたという。
「デイリー・エクスプレス」紙は、「スパーズが本気でメッシ獲得に乗り出していたか、金額を確認して可能性があるかを確かめようとしたのかは不明」として、すでにメッシとPSGの交渉は完了しており、9日にはメディカルチェックが行われるという。
プレミアリーグの開幕が迫るなか、トッテナムは移籍市場で積極的な動きを見せ始めている。移籍金6000万ポンド(約92億円)でインテルとアルゼンチン代表FWラウタロ・マロティネスの移籍で合意に達したと報じられた。ところが、選手の代理には選手自身がインテルに残る希望を口にしていると、この報道を否定。さらにインテルも、チェルシーにベルギー代表FWロメル・ルカクを放出する可能性が高まっているため、クラブに引き留めるという。
ケインを引き留めることができれば、最大の補強となるトッテナムだが、ケインはマンチェスター・シティへの移籍を強く望んでいる。メッシ、マルティネスとアルゼンチン代表FWに関心を示しているとされるなか、新たなストライカーを獲得できるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)