「我々は古橋を見つけた」 セルティック加入3戦目でのハットトリックを専門家も評価
本拠地デビュー戦、計31回のボールタッチの中で3ゴールを荒稼ぎ
今夏にスコットランド1部セルティックに移籍した日本代表FW古橋亨梧が、現地時間8日のリーグ第2節ダンディー・ユナイテッド(ダンディー・U)戦(6-0)で本拠地デビュー。いきなりハットトリックをマークし、英公共放送「BBC」も「魅惑的なパフォーマンス」と称えている。
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古橋は7月31日に行われた開幕節ハーツ戦(1-2)で途中出場し、新天地デビュー。この試合から5日後に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦のヤブロネツ戦(4-2)では移籍後初先発を果たし、初ゴールをマークした。
そして、本拠地デビュー戦となったダンディー・U戦でもスタメン出場を果たすと、圧巻のプレーを披露。前半20分、右サイドからのクロスを走り込みながら押し込んで先制点を挙げ、その5分後にMFライアン・クリスティーからの低いクロスを合わせて2点目を奪う。
さらに3点リードして迎えた後半22分、味方からのスルーパスに反応すると、これを右足でゴール右隅に沈めハットトリックを達成。新天地デビューからわずか3試合目ながら圧巻のパフォーマンスを示す離れ業をやってのけ、チームのリーグ戦初勝利に貢献した。
英公共放送「BBC」は、「キョウゴ・フルハシが魅惑的なパフォーマンス」との見出しで新加入の日本人アタッカーに注目している。31回のボールタッチで、シュート7本、3ゴールの内容を「傑出している」と表現。記事では、古橋の「守備での勤勉さ」も評価するとともに、フリーランス評論家のジョン・ハートソン氏が「セルティックはすべての選手が並外れている。素晴らしいオプションがあり、我々はフルハシを見つけた」とツイートしたことも紹介している。
古橋はセルティックファンの心を掴むだけでなく、現地メディアからも関心を集める存在となっている。