「監督の差は浮き彫りになった」 本田圭佑、五輪総括で持論「森保さんが悪いではなく…」

「指導者が育つ環境が日本のサッカー界にはないというのが問題」と持論を展開

 本田は「森保さんが悪いってことを言っているんじゃなくて」と前置きをしたうえで、「指導者が育つ環境が日本のサッカー界にはないというのが問題」と指摘。本田は以前から日本の指導者ライセンスのあり方に疑問符を呈してきたが、改めて「日本のS級ライセンスとUEFAプロライセンスに互換性を持たせる」「現役選手が簡単にS級ライセンスを取れる制度を設ける」「育成年代の指導者ライセンスはより厳しくするべき」などの改革案を提言した。

「日本の選手たちを見たら(五輪でのメダル獲得の)期待は上がってはいるけど、ちゃんと成長もしている。それは間違いない。目に見えて成長しなきゃあかんのはそれを取り巻く環境で、選手たちの成長には追いつけていない」

 現役選手でありながら、実質的な監督としてカンボジア代表を率いる本田。選手と指導者の両方の立場を経験しているからこそ、日本サッカーの置かれた状況に危機感を募らせているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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