バルサが2人のベテラン引き抜きを狙うユベントスに逆襲!? 若手ストライカー獲得で対抗

スーパーサブ候補として期待

 バルセロナは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスと、アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノの引き抜きを仕掛けられているイタリア王者ユベントスに対して若手ストライカー獲得という対抗措置に出ている。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 バルサの黄金時代に貢献してきた百戦錬磨のコンビが、ユベントスに移籍する可能性が高まっているが、スペインの二冠王者はやられっぱなしでは終わらない様子だ。

 記事によると、ユベントスがセリエA6位のサッスオーロと共同保有するイタリア代表FWドメニコ・ベラルディの獲得に動いている。13年に16得点、14年に15得点と爆発したが、今季は7得点6アシストという成績だった。ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMはサッスオーロに2500万ユーロ(約30億円)を支払い、保有権を全て買い取る意向を示していた。

 一方、ベラルディは先週バルセロナを訪問し、バルサのクラブ幹部と会談を持ったという。国際部門のアリエド・ブライダ強化責任者も高く評価しており、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」トリオのサブとして起用する方針のようだ。今季チェルシーに移籍したスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの役割が期待されているという。

 ベテラン二人を引き抜かれる代わりに、イタリア屈指の若手を獲得するのか、バルサ強化部の逆襲に注目が集まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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