「偉大なエンターテイナー」 バルサ英雄ロナウジーニョ、現役さながらのプレーに海外注目

ロナウジーニョの現役さながらのプレーに注目【写真:Getty Images】
ロナウジーニョの現役さながらのプレーに注目【写真:Getty Images】

クラシコ・レジェンドマッチが行われレアル勝利も…ロナウジーニョのプレーが話題

 バルセロナとレアル・マドリードのOBによる「エル・クラジコ・レジェンズ」が現地時間20日、イスラエルのテルアビブで行われた。試合はレアル・マドリード・レジェンズが3-2で勝利したなか、バルセロナ・レジェンズの元ブラジル代表FWロナウジーニョが見せた華麗なプレーの数々について、海外メディアが注目している。

 過去のクラシコを盛り上げた両チームの元名手が集結した。バルセロナからはロナウジーニョ、リバウド、デコが出場。レアルからはイケル・カシージャスやロベルト・カルロス、さらにバルセロナからレアルに禁断の移籍をしたルイス・フィーゴなどが出場した。

 そんななか、バルセロナのロナウジーニョのパフォーマンスについて海外メディアが注目している。前半7分、敵陣センターサークル付近でパスカットするとそのままワンステップで超ロングシュート。ボールはわずかにクロスバーを越えるもロナウジーニョらしさ全開のプレーを披露した。

 さらに、同19分には右サイドでボールを受けると、現役時代さながらのドリブルで1人をかわしエリア内に侵入。右足を振り抜くもシュートは惜しくもポストを直撃した。そして同28分、バルセロナ・レジェンズがPKを獲得すると、キッカーはロナウジーニョ。現役時代を彷彿とさせるボールスピードで、冷静にゴール左隅に突き刺した。

 ロナウジーニョのプレーについて英メディア「スポーツ・バイブル」は、「41歳のロナウジーニョは、彼がサッカー界で最も偉大なエンターテイナーであることを証明した」と取り上げている。さらに英メディア「GIVE ME SPORT」では、前半19分のプレーについて「ロナウジーニョはエリアのすぐ外でボールを受け、相手DFをかわしシュートを狙った。力強いシュートは惜しくもゴールネットを揺らすことはできなかったが、私たちの多くが恋に落ちたプレーヤーからの魔法の瞬間だった」と表現している。

 試合は、レアル・マドリード・レジェンドが3-2と勝利。英紙「デイリー・スター」によると、ロナウジーニョはデコやリバウドとともにピッチを後にする際には、多くのファンからスタンディングオベーションを受けたという。年を取ってもロナウジーニョは、最高のエンターテイナーであることを証明した。

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