ACL8強をかけた日韓戦へ必勝を誓う浦和指揮官 「“いつも通り”の攻撃的サッカーを貫く」

愚直に積み上げてきたものを見せる時

 浦和は今季のACLグループステージにおいて、4チーム全てが大陸チャンピオンとしてクラブワールドカップに出場した経験を持つ“死のグループ”を戦った。その中で、昨季アジア王者の広州恒大(中国)を撃破してこのラウンドに進出している。そうした実績もまた、積み上げてきたものが間違っていないという自信をチームに与えている。ホームでのアドバンテージは最少だが、この第2戦での浦和のゴールには、その意味合いが大きく変わる。アウェーゴールの1点を奪うことで、FCソウルは勝ち上がりのために3点が必要になるからだ。

 かねてから、“ミシャ・レッズ”は「守るためにこそ攻める」を信条に敵陣でゲームを支配することで自陣の安定感を生み出すことにトライしてきた。積み上げてきたその精神を崩すことなく、敵地ソウルで8強進出を勝ち取り、07年以来のアジア制覇につなげていく。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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