シティの“メッシ獲得説”にリーガ会長が持論 「“財政的ドーピング”しか方法はない」

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

テバス会長が過剰な資金投与に苦言「サッカー界に大きなダメージを与えている」

 マンチェスター・シティはバルセロナを契約満了となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ獲得の噂があるが、ラ・リーガ(スペインプロサッカー機構)のハビエル・テバス会長はそのためには“財政的ドーピング”しか方法はないと語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 6月30日をもってバルセロナとの契約が切れ、現在フリーの身となったメッシ。バルセロナとの再契約が確実という見方がある一方で、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティといったクラブへの加入も噂されていた。

 新型コロナウイルスのパンデミックによる財政打撃が各クラブを襲っており、バルセロナにとってもメッシの高額なサラリーがネックとなっている。ただし、それは獲得を狙うシティも同様の問題を抱えている。

 以前からシティの資金調達に関しての批判を行ってきたラ・リーガのテバス会長は、もしプレミアリーグ王者がメッシの獲得を実現させるとしたら、それを可能にするのは“ドーピング”だと指摘している。

「彼(メッシ)が以前と同じ条件で(バルセロナと)契約することはない。それは不可能だ。ヨーロッパのどのクラブもその金額を払うことはできないだろう。

 マンチェスター・シティは(コロナ禍で)2億7000万ユーロ(約350億円)を失っている。メッシとの契約を検討することすらできないだろう。もし彼らがメッシを獲得するとしたら、それはファイナンシャル・ドーピングになるだろう。私はグアルディオラにもこう話したことがある。『経済的なドーピングなしで、あなたはこれほど多くのタイトルを獲得できただろうか?』とね」

 テバスはシティが昨年、ファイナンシャル・フェアプレーへの抵触によってUEFAチャンピオンズリーグ出場停止処分を受けた(後に処分撤回)ことなどをあらためて持ち出し、「この経済的なドーピングがサッカー界に大きなダメージを与えている。サッカー界のお金はサッカーによって生み出されなければ、インフレを引き起こすだけ。これは悪いインフレだ」とシティやパリ・サンジェルマンのような“国有クラブ”を目の敵にし、過剰な資金投与に苦言を呈した。

 なお、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はテバスの批判に対し、「プレミアリーグのほうがリーガよりうまい経営をしている」と反論している。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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