浅野拓磨は「マルチウェポン」 指揮官も“即戦力”として入団歓迎「本物の補強だ」

ボーフムへの移籍が決まった浅野琢磨【写真:Getty Images】
ボーフムへの移籍が決まった浅野琢磨【写真:Getty Images】

前線のポジションをマルチにこなす浅野加入で、攻撃オプションが増加すると期待

 ドイツ1部ボーフムに移籍した日本代表FW浅野拓磨は、5日での初練習に参加した。セルビア1部パルチザンから加入した快足アタッカーについて、地元メディアは「マルチウェポン(多用途兵器)」と評価している。

 2016年夏にサンフレッチェ広島からドイツへ渡った浅野は、シュツットガルトで2年間、ハノーファーで1年間プレー。その後、19年夏にパルチザンに入団すると、入団2年目の2020-21シーズンにリーグ戦33試合18ゴールと一気にブレイクした。しかし、シーズン終了後に給与の未払い問題などを理由にパルチザンとの契約解除を発表して去就に注目が集まっていたなか、6月23日にボーフムと3年契約を結んだことが発表されていた。

 昨季のパルチザンでのハイパフォーマンスがまだ記憶に新しいだけに、現地でも浅野には即戦力としての期待が懸かっているようだ。

 ドイツ紙「レヴィア・シュポルト」は、「パトリック・オスターヘッジ(←ドルトムントU-23)、ミヒャエル・エッサー(←ハノーファー)、クリストファー・アントウィ=アジェイ(パダーボルン)、エドゥアルド・レーベン(ヘルタ・ベルリン)だけでなく、タクマ・アサノもボーフムの攻撃にさらなるクオリティーを加えるだろう。ボーフムは、チームに合流したばかりのこのアジア人選手の実力に期待をかけても大丈夫だ」と言及。前線のどのポジションでもプレーできる浅野がいることで、攻撃面により多くのオプションが生まれると分析している。

「ピッチ上を絶え間なく動き回るアサノは攻撃面でのマルチウェポン(多用途兵器)であり、本職の左サイドのほかに右サイドや中央でも起用できる。ボーフムは1回の補強で多くのポジションをカバーすることに成功し、これはとりわけトーマス・ライス監督を喜ばせている」

 また、トーマス・ライス監督も浅野の加入でチームの攻撃力が増すと考えているようで、ドイツ紙「ビルト」に対して、「タクマのおかげで、我々の攻撃はよりフレキシブルになるだろう。彼はボールをキープすることができて、攻守の切り替えも非常に速い。これは本物の補強だよ」とコメントしている。

 8月から始まる2021-22シーズンは、浅野にとっては周囲からかつてないほどに注目されるなかで迎えるシーズンであり、真価が問われる1年となりそうだ。

(Football ZONE web編集部)


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