バルサ、クーマン監督続投で合意と現地メディア報道 3日の理事会で正式決定へ
今季リーガタイトルを逃し解任の噂も…クーマン体制継続を決断か
スペイン1部バルセロナは解任も噂されたロナルド・クーマン監督が来季以降も指揮を獲ることで合意に達したと、スペインのラジオ局「カタルーニャ・ラジオ」が報じた。リーガ・エスパニョーラのタイトルを逃したものの、オランダ人指揮官には2シーズン目のチャンスが与えられることになるようだ。
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クーマン監督は昨夏、キケ・セティエン前監督の後任としてバルセロナの監督に就任。1年目の今季はスペイン国王杯を制したものの、リーガではアトレティコ・マドリード、レアル・マドリードの後塵を拝する形で3位。2年連続でリーグタイトルを逃した。その結果を受けて、1年での退任も噂されていた。
しかし、新たに報じられているところによると、クーマン監督は1年契約の延長で合意に達しており、現地時間3日に行われるクラブ理事会の会議で正式決定となる見通しだ。年俸の一部を出来高制とし、来季の結果次第でさらに1年延長のオプションも付けられるようだ。
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、現地時間1日に行われたスペイン代表DFエリック・ガルシア(←マンチェスター・シティ)の入団発表の場で「昨シーズン何が上手くいき、何が上手くいかなかったかを評価しなければならない。我々には静観する時間が必要で、1週間、あるいは10日後に再び話し合うことになるだろう」とクーマン監督の将来について言及していた。
宿敵レアルはジネディーヌ・ジダン監督が退任し、エバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏を新監督に迎えて再出発となった一方、バルセロナはクーマン体制継続でタイトル奪還に挑む。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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