シティの両ウイング、今夏売却リスト入りと英報道…アーセナルが獲得に関心か
大型補強を目指すシティ、資金捻出へスターリング&マフレズに“退団説”浮上、
プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティがイングランド代表FWラヒーム・スターリングとアルジェリア代表FWリヤド・マフレズの両ウイングを売却リストに入れたと英紙「デイリー・メール」が報じた。この2人はアーセナルが獲得の興味を示しているという。
今季プレミアリーグとリーグカップを制して二冠を達成しているシティ。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に進出し、三冠達成に王手をかけている。
ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で充実のシーズンを過ごしたが、チーム強化の手を止めることはないようだ。トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインやアストン・ビラのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュといった大物の獲得の噂が挙がっている一方で、選手の売却による人員整理にも着手しているようだ。
記事によれば、スターリングとマフレズの両アタッカーが放出候補になっているという。スターリングは17-18シーズンから19-20シーズンまでプレミアリーグで3季連続17ゴール以上(18、17、20)を決めるなどチームの得点源だったが、今季は出場機会を減らしていた。プレミアリーグでは31試合(スタメン28試合)で10得点をマークするも、CLではベスト16セカンドレグ以降は一度もスタメン出場はなし。シティは序列を下げたスターリングへオファーがあれば耳を傾けることになると報じられている。
一方のマフレズは今季公式戦47試合で14得点9アシストを目覚ましい活躍を見せた。パリ・サンジェルマンとのCL準決勝の2試合では計3得点を決めて、チームを決勝進出に導いている。しかし、そんなマフレズに関しても条件に見合うオファーがあれば放出を認める構えだという。
この2人に対しては、同じプレミア勢のアーセナルが興味を持っているという。また、スターリングにはスペインの2強、レアル・マドリードとバルセロナが長期的な関心を示しているようだ。ケインら大型補強を目指す上で、資金捻出のために選手の売却は避けられないとはいえ、特にスターリングについては記事でも「値段がついていることに驚き」と今夏のサプライズ移籍になる可能性が示唆されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)