レアル正式加入のアラバ、“史上最高価値”74億円でのフリー移籍成立…リーガ初挑戦へ
ポーランド代表FWレバンドフスキの67億を抜き、最も市場価値の高い0円移籍選手に
今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団するオーストリア代表MFダビド・アラバが、来季からレアル・マドリードに加入することが決まった。契約満了に伴うフリートランスファーで、“白い巨人”と5年契約を結んだレフティーは最も市場価値の高い0円移籍選手となったようだ。ドイツの移籍情報サイト「トンスファーマルクト」が伝えている。
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28歳のアラバは2008年にバイエルンの下部組織に加入し、2年後の2010年にトップチームデビューを飾った。当時は左サイドのアタッカーだったが、ボランチやサイドバックでもプレーするようになり、近年ではセンターバックに定着。世界でも指折りのユーティリティープレーヤーとして知られている。
アラバはシーズン中に今季限りでのバイエルン退団を名言しており、レアルへの加入合意もすでにスペインメディアで報じられていた。リバプールなどが横やりを入れる可能性も浮上していたが、現地時間28日にレアルとの契約が正式発表となった。
アラバはバイエルンとの契約は6月いっぱいで満了になるため、移籍金が発生しないフリートランスファーでのレアル加入となる。「トランスファーマルクト」によれば、28歳のアラバの市場価値は5500万ユーロ(約74億円)で、移籍金なしでクラブを変えた史上最も価値の高い選手になったという。これまでは2014年にドルトムントを退団し、バイエルンへ渡ったポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの5000万ユーロ(約67億円)が最高額だった。
バイエルンではブンデスリーガを10回、UEFAチャンピオンズリーグを2回制するなど数多くのタイトルを獲得したアラバ。初挑戦のリーガ・エスパニョーラでもその実力を発揮することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)