韓国U-24代表監督、日本の“フルメンバー体制”に言及 「今回ばかりはうらやましい」

韓国代表の五輪チームを指揮するキム・ハクボム監督【写真:Getty Images】
韓国代表の五輪チームを指揮するキム・ハクボム監督【写真:Getty Images】

キム・ハクボム監督はオーバーエイジ枠を使って親善試合をするU-24日本代表を羨望

 大韓サッカー協会(KFA)は24日、6月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む韓国代表メンバー28人を発表した。MFイ・ガンイン(バレンシア/20歳)、FWイ・スンウ(ポルティモネンセ/23歳)、FWペク・スンホ(全北現代/24歳)の東京五輪世代組は強化試合に臨むU-24代表に回った一方で、MFイ・ドンギョン(蔚山現代/23歳)らはA代表に招集され、五輪チームを指揮するキム・ハクボム監督は、オーバーエイジ組を迎えて活動するU-24日本代表について「羨ましい」と本音を吐露した。韓国紙「京郷新聞」などが報じている。

 今回の韓国A代表には、FWソン・フンミン(トッテナム)、FWファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)、FWファン・ウィジョ(ボルドー)ら欧州組が招集され、GKキム・スンギュ(柏レイソル)、GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)、DFキム・ヨングォン(ガンバ大阪)のJリーガー3人も選出された。

 そのなかには、MFイ・ドンギョンやMFソン・ミンギュ(浦項スティーラーズ/21歳)ら東京五輪世代の選手も含まれている。パウロ・ベント監督は24日の記者会見で、「今回の選手選考は極めて自然。大韓サッカー協会のシステムに基づいて通常の手順を経た。我々が重要であると考えている選手たちが含まれている」と語ったという。

 その一方、ベント監督の後に会見に臨んだU-24代表チームのキム・ハクボム監督は、「A代表の決定を受け入れる。A代表が2次予選、最終予選、さらにはワールドカップ本選に行って良い成績を残してほしい。すべての人間が間に入ったにもかかわらず、このような決定になった」と無念さを滲ませた。

 また、キム・ハクボム監督はポルトガル人のベント監督についても、「文化の違いだと思う。ヨーロッパではそこまでオリンピックは重視されていない。逆に韓国や日本はオリンピックへの思いがヨーロッパとは違う。隣国の日本のことをうらやましいと思ったことはないが、今回ばかりはうらやましい。日本はオーバーエイジ3人を含めた形で親善試合に臨んでいる」と語っている。

 U-24日本代表は、6月シリーズでDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)をオーバーエイジ枠で招集し、東京五輪世代のメンバーとの融合を図る。それだけにキム・ハクボム監督にとっては、主要メンバーとオーバーエイジが揃う状態はうらやましく映ったのかもしれない。

(Football ZONE web編集部)


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