ミラン“陰のエース”が帰ってきた! 悲劇の事故から2カ月半、待望の戦列復帰

本田とも好連携を見せるニアングが復帰

 ACミランの”陰のエース“が帰ってきた。U-21フランス代表FWエムベイェ・ニアングは交通事故による負傷離脱で、チーム失速とシニシャ・ミハイロビッチ監督解任の引き金となったが、9日のチーム練習で待望の合流を果たした。クラブの公式サイトが報じている。

 ニアングは2月28日未明、ガールフレンドの運転する乗用車で壁に激突する交通事故に遭い、左足首などに重傷を負った。オランダで足首の手術を受け、今季絶望ともレポートされていたが、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を懸けたリーグ最終節ローマ戦と、ユベントスとのイタリア杯決勝という最重要局面を前に戻ってきた。

 ミランのエースは今季17得点のコロンビア代表FWカルロス・バッカだが、リーグ戦16試合で5得点ながら、前線からの強烈なプレッシングを見せたニアングこそが、ミランの生命線だった。ニアングを失ったミハイロビッチ監督は、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノも故障中だったため、マリオ・バロテッリ、ジェレミー・メネズという守備面での貢献の乏しいアタッカーの起用を迫られた。その結果、2分3敗で解任の憂き目を見た。

 ニアングはその献身性から、プレミアリーグを制覇したレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督がミラン幹部に直接電話し、1月の移籍市場で獲得に乗り出したほどの逸材。移籍市場でも高い評価を手にしている。

 ニアングとともに、DFイニャツィオ・アバーテ、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラも故障から練習に復帰した。ニアング、アバーテという本田と抜群の相性を誇る相棒2人に加え、中盤のキーマン、ボナベントゥーラの復帰でベストメンバーがついに揃ったミランで、本田も輝きを放てるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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