インザーギ監督がユベントス戦の本田の決定機に悔しさ 「センセーショナルだったが、決まっていれば、違う展開に」

勝利の栄光をミランに

 まな弟子本田のパルマ戦に続く、2試合連続のヘディング弾で先制できれば、王者もより前に出て攻勢をかけてくるはず。今季のミランの武器である、高速カウンターを繰り出す場面が増えた可能性があっただけに、先制点を逃した悔しさを露にした。それでも決定力の数では雲泥の差があった。
「ユベントスは勝利にふさわしい、強い力を持ったチームだということは変わらない。昨シーズン、スクデットを獲得したチームだから。僕たちは再出発しなければならない。火曜日にはまた難しい試合がある。われわれには精神力とモチベーションがある。サポーターたちは今日素晴らしかった。感謝したい。それは今夜のポジティブなことだった」
 インザーギ監督は現役時代の1997年から2001年まで活躍し、リーグ通算58得点を決めた古巣ユベントス相手に、監督として初黒星を喫することとなった。だが、これで終わりではない。23日のエンポリ戦で再び勝利の栄光をミランにささげる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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