興梠が”日韓対決”での誤審騒動に嘆き節 アジアのレフェリングに「あれはないよね」

ACL通算14得点の興梠が振り返る衝撃のミスジャッジ

 ACLで日本人最多得点の男が、アジアのレフェリングの難しさをあらためて話した。3日の浦和レッズ対浦項スティーラーズ(韓国)の一戦で、浦和は1-1の引き分けに終わった。後半13分から出場したFW興梠慎三は、この試合でも見られたミスジャッジについて「あれはないよね…」と思いを語っている。

 重大なプレーが起こったのは後半18分だった。浦項がフリーキックから浦和ゴール前にボールを上げると、両チームの選手がもつれて浦項の選手が倒れ、浦和FWズラタンのファウルとみなされて、浦項にPKが与えられた。しかしこの場面ではズラタンと競り合っていたDFパクの背後からDFキムが足を出して、倒れ込んだパクの顔を思い切り蹴り上げる完全な同士討ちだった。

 蹴り上げる際にはキムはDF森脇を完全に抱え込んでいたが、サウジアラビア人レフェリーのファハド・アルミルダシ氏はホイッスルを鳴らしてPKを宣告した。そして、この明らかなミスジャッジによるPKを決められて浦和は、0-1と先制を許してしまった。

「今日の試合もそうだったけど、ACLはレフェリーが独特。Jリーグのレフェリーと違って『こんなの(ファウルを)取るの?』もあれば、『取らないの?』というものもある。レフェリーによってゲームが変わることがある」

 

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