吉田麻也が主張…W杯8強への「一番の近道」とは? 「夏に移籍する選手が1人でも…」

必要なのは個のレベル向上 「欧州の本当に強いチームでやっている選手はまだまだ少ない」

 これでW杯最終予選進出へ“王手”をかけたものの、あくまで最終目標は本大会での史上最高成績となるベスト8以上。この2勝では満足してはいけない。目指すべき場所へ到達するために必要なことは選手個々のレベルアップだ。

「チームとしてはもっと強い相手と戦って試合の中で高いパフォーマンスを出す、その経験が大事。選手各々がそういう経験を自チームですることも大事。欧州の本当に強いチームでやっている選手はまだまだ少ない。夏に移籍する選手が1人でも多く出て、そういうところに身を置くのが一番の近道。国内組で選出された選手もこの合宿を経ていろんなことを感じたと思う。上のレベルで誰かがやれば、おのずと下も刺激を受けて相乗効果的にいい方向に向かっていく。1人だけの問題ではなくて、1人でも多くの選手が身を置くのが一番大事」

 今回国内組は初招集8人を含む14人が招集された。U-24日本代表でもA代表選出にアピールした選手もいる。高い競争意識を持ちながらも、もっと欧州の上のレベルでプレーすること。組織力だけでなく、個の技術を高めることが必要だと吉田は話す。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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