「5-0以下の勝利は低調」 日本代表、元英代表Jリーガーの激励“ノルマ”を前半でクリア

コンサドーレ札幌に所属するFWジェイ・ボスロイド【写真:小林 靖】
コンサドーレ札幌に所属するFWジェイ・ボスロイド【写真:小林 靖】

札幌FWジェイがスタメンを引用して日本代表へメッセージ

 森保一監督率いる日本代表は30日、フクダ電子アリーナで行われているカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴルと対戦。日本代表MF南野拓実(サウサンプトン)の先制弾を皮切りに、前半で5ゴールを挙げ、北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイが自身の公式ツイッターに「5-0以下の勝利であれば、低調なパフォーマンスだったということになる」と綴っていた“ノルマ”に到達した。

 日本はFW大迫勇也(ブレーメン)、南野、MF鎌田大地(フランクフルト)ら欧州組8人が韓国戦(25日/3-0)と同じく先発メンバーに名を連ねた。

 前半13分、A代表デビューとなったDF松原健(横浜F・マリノス)の右サイドからのクロスに、中央にいた南野が左足を冷静に振り抜いて先制点をマーク。これで本田以来となるW杯予選5試合連続ゴールを達成し、自身が持つW杯予選開幕からの連続ゴール記録を更新した。

 さらに日本は前半23分、DF吉田麻也(サウサンプトン)の縦パスを南野がスルーし、その先で受けたFW大迫が反転。GKとの1対1を右足で冷静に決め追加点。同26分には、右からMF伊東純也が入れたクロスをニアで大迫が潰れた裏に入り込んだ鎌田が決め、3-0とリードを広げた。

 前半33分には、日本の最終ラインにプレスをかけたモンゴルの逆を取り、松原から伊東への縦パスで一気にスピードアップ。伊東が右サイドからマイナスのボールを送ると、走り込んだMF守田英正(サンタ・クララ)が代表初ゴールとなる一撃を右足で決めた。さらに同39分には松原のクロスが相手に当たってオウンゴールとなり、5-0と一方的な試合に持ち込んでハーフタイムを迎えた。

 2015年から日本のJリーグでプレーしている、元イングランド代表FWジェイは、試合開始直後に日本のスタメンを引用する形で、「5-0以下の勝利であれば、低調なパフォーマンスだったということになる」と激励の意を込めてツイートしていたが、前半でその“ノルマ”に到達する形となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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