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“天才”小野伸二、オランダ時代の功績に海外再脚光 「日本サッカーの折り紙アート」
フェイエノールト時代の活躍を称賛した1本の動画をSNSで公開
J1北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二はこれまで、ドイツやオーストラリアなど海外クラブでもキャリアを築いてきた。そのなかで、2001-02シーズンから5年にわたってプレーしたオランダのフェイエノールトでは、卓越したテクニックでファンを魅了。同国のスポーツベッティング会社「TOTO」は公式SNSで当時の雄姿にスポットライトを当て、「日本サッカーの折り紙アート」と称えている。
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浦和レッズで1998年にプロデビューした小野は、01年にフェイエノールトへ移籍。06年までの5シーズンを過ごし、移籍1年目からスタメンに定着すると、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)では日本人選手として初めて欧州カップ戦優勝を成し遂げた。卓越したテクニックでファンを魅了したことから、2000年代のフェイエノールトで英雄の1人に数えられている。
在籍当時の活躍はこれまでも海外メディアでたびたびスポットライトが当てられてきたなか、「TOTO」は公式ツイッターとインスタグラムで小野の雄姿に再脚光を当てた1本の動画を投稿。約1分半でまとめられた映像の後半部分では、移籍1年目の01-02シーズンに決めた“神ループ弾”や04-05シーズンの敵地ヴィレムⅡ戦で生まれた左足のミドル弾など、当時の名場面が登場。字幕では「デ・カイプ(本拠地)を日本のお寺にした。日本サッカーの折り紙アート。フェイエノールトのサポーターはお辞儀をしない。しかし、シンジの場合は例外である」と、功績を称えている。
この投稿に、フェイエノールト公式ツイッターも反応。ファンからは「なんてヒーローだ。当時の世界最高のミッドフィールダーの1人」「小野はカルトヒーロー以上のものだった」「シンジは最も熟練した日本人選手」といった賛辞が送られるなど、フェイエノールトを去って15年がたった今なお、当時の輝きが色褪せていないことを物語っていた。