ベイル代理人、レアル復帰濃厚の発言を否定 「完全に文脈から外れている」
バーネット氏は「僕の計画では戻る予定」の発言について「時期尚早」と否定
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就は、夏の移籍市場で大きな関心を集めそうだ。現在、レアル・マドリードからトッテナムにレンタル移籍しているが、レンタル期間は1年間。先日、ベイルは自身の考えを明らかにしたが、代理人であるジョナサン・バーネット氏は、選手の発言を否定している。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。
レアルでは昨シーズンからジネディーヌ・ジダン監督の構想外となっていたベイルは、今季、7年ぶりにトッテナムへ復帰。しかし、来季については、「僕が今年スパーズに加入した最大の理由は、サッカーをするためだ。欧州選手権(EURO)に出場するためにも、試合感を得たかった。もともとの計画ではスパーズで1シーズン過ごし、EURO後はレアル・マドリードとの契約が1年残っている。当初からの計画だよ」と、発言した。
この発言を受けて、バーネット氏は米スポーツ専門局「ESPN」で「時期尚早だ」と言い、ベイルが来季もトッテナムに残留する可能性があることを示唆した。
そして、ベイルのコメントについて、「完全に文脈から外れている。(決定に)期限はない。彼は今のことに集中している」と、トッテナムでのプレーに集中しているベイルが、現時点で決まっていることを話しただけだと説明した。
2021年に入ってから、本来のパフォーマンスを取り戻しつつあるベイルは、ここまで公式戦に25試合に出場して10得点を記録。このまま行けば、ウェールズ代表としてEURO出場は問題ないだろうが、その先の未来はどこにあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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