リベリーが鎌田&長谷部とチームメートに? 移籍説に現地注目「どれほどの現実味?」
リベリー移籍の可能性が浮上も現地メディアは懐疑的「戦略から完全に逸脱」
フィオレンティーナの元フランス代表MFフランク・リベリーは今季限りで契約満了を迎える。ブンデスリーガ復帰の可能性も取り沙汰されているなか、海外メディアは日本代表MF鎌田大地と元同MF長谷部誠が所属するフランクフルト加入の可能性に注目している。
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現在37歳のリベリーは、12年間にわたりチームの顔として在籍したバイエルン・ミュンヘンを退団し、フィオレンティーナへと移籍。今季はリーグ戦20試合出場で1ゴール6アシストを記録しているが、今季終了後に契約が満了を迎える。
リベリー本人はブンデス復帰を希望していると取り沙汰されているが、新天地の候補として挙げられているのがフランクフルトだ。鎌田と長谷部が主力として活躍しており、現在4位につけるなど、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得を見据えている。
ドイツ紙「TAG24」は「バイエルンのレジェンドがフランクフルトへ?」と見出しを打ち、リベリーの能力としても「ブンデスで1、2シーズンは充分に通用する」と取り上げた一方、「実際はどれほどの現実味がある?」と懐疑的な目線も送っていた。
また、ドイツ地元紙「FNP」も「荒々しい噂が現在横行している」と取り上げ、「フランクフルトは大きな可能性を秘めた若い才能を取り入れる傾向があるため、リベリーの獲得は、彼らの戦略から完全に逸脱しているものであり、実現はほぼほぼ不可能だろう」と指摘している。
ドイツ地元紙「FR」に関しても、「フランクフルトには、すでにブンデス最高の選手の一角を担うフィリップ・コスティッチを擁しており、仮に彼がチームを去ったとしても、ウニオン・ベルリンのクリストファー・レンツの獲得が内定している。リベリーは負傷しやすいうえに、給料が高すぎる」と言及。現地は、獲得の可能性は低いという意見が実際に多いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)