まるで柔道技!? フローニンゲン監督の“首絞め”を被害選手が糾弾 「クレイジー」

フローニンゲンのダニー・バイス監督【写真:Getty Images】
フローニンゲンのダニー・バイス監督【写真:Getty Images】

バイス監督とエメンDFビルの間で起こったひと悶着に海外注目

 日本代表MF板倉滉が所属するオランダ1部フローニンゲンのダニー・バイス監督が、注目を集めている。タッチラインを割ったボールをキャッチしたところを相手選手がすかさず奪おうとし、これに対して首を掴む形で応戦。「柔道技を使うべきではない」と批判を受けている。

 フローニンゲンは現地時間13日のリーグ第26節エメン戦(1-1)で先制されるも、後半15分にFWアレッシオ・ダ・クルスのゴールで追いつく。そして、1-1のまま迎えた後半アディショナルタイムだった。

 タッチラインを割ったボールを、テクニカルエリアにいたバイス監督が直接キャッチ。エメンボールとなり、早く攻撃を仕掛けたいエメンDFグレン・ビルがバイス監督の掴んだボールを奪おうとした。すると、バイス監督はビルの首に手をかけ、振り回すような形になった。

 ビルは転倒した際にピッチに頭を打ち、頭を抱えてしばらく動けず。バイス監督にはイエローカードが提示された。

 試合終盤の緊迫した場面でひと悶着が起こったが、エメンのビルはスポーツ専門局「ESPN」オランダ語版のインタビューで「大きな打撃ではなくとも、首絞めだったのは間違いない。クレイジーな瞬間だった」と言及。一方で、バイス監督は「もし私が本当に殴っていたら、彼は起きなかっただろう」と弁明した。

 話し合いたいというバイス監督のコメントを伝え聞いたビルは、「話し合う必要はない。彼には別の解決方法があったはずだ。あの行動はフットボールにはない。柔道技を使うべきではないと思う」と語ったという。

 同局の公式インスタグラムでは「ダニー・バイスはここで何を?」と動画が公開されており、ファンからは「出場停止だ」「フローニンゲンはなんてひどいクラブなんだ」「黒歴史が刻まれた」などと声が上がっている。

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