バルサDFミンゲサがムバッペの速さについていけずにユニフォームを引っ張って阻止

　パリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦第2戦で1-1と引き分けたが、2戦合計スコア5-2でベスト8に駒を進めた。PKで先制点を決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペは、相手が決死の覚悟で止めにかかる様子が海外メディアで取り上げられている。

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　敵地での第1戦で4-1と快勝したPSGは、前半30分にムバッペがPKを決めて先制。同37分に相手エースのFWリオネル・メッシに芸術的なミドル弾を食らって同点に追いつかれたが、2戦合計スコアでは5-2と大差をつけて、バルセロナを敗退に追い込んだ。

　スポーツチャンネル「TUDN」公式インスタグラムは、「ムバッペを止める唯一の方法」と題して一本の動画を投稿。映像では、加速するムバッペに対してバルセロナのスペイン人DFオスカル・ミンゲサが喉元に左手をかけて行く手を阻み、しまいにはユニフォームを引っ張っても止めきることができなかった様子が収められている。

　海外ファンからは、「前回はピケがやっていたな」「ジャージが欲しかったんだろう」といった声が浮上。2月16日に行われた第1戦では、バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケが右膝の負傷から約3カ月ぶりに本拠地のピッチへ帰ってきたがムバッペのスピードについていけず、ムバッペのユニフォームを右手で引っ張り、突破を阻もうとしているシーンが海外メディアで切り出されて話題となっていた。

　バルセロナにとってはデジャブのような、不本意な注目の集め方となってしまった。