「ミナミノとララーナで凌駕」 リバプールの深刻な得点力不足に英メディア皮肉
ホームで無得点が続くリバプール、英メディアが退団組の活躍を引き合いに現状指摘
昨季プレミア王者リバプールは、大不振に陥っている。深刻な課題となっているのが得点力不足だが、英メディアは「ミナミノとララーナは、2人でリバプールのゴール数を凌ぐ」と、日本代表MF南野拓実を引き合いに、皮肉交じりにリバプールの現状を伝えている。
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一時は首位に立っていたリバプールだが、直近のリーグ戦13試合で3勝3分7敗と失速し、暫定7位まで後退。要塞として知られた本拠地アンフィールドでクラブ史上初となる5連敗を喫し、トップ4フィニッシュにも黄色信号が灯っている。
深刻な課題となっているのが、昨季圧倒的な破壊力を見せていたアタッカー陣の得点力不足だ。とりわけホームでのゴール数が激減。直近の6試合でわずか1ゴールにとどまっており、それも第23節マンチェスター・シティ戦(1-4)でエジプト代表FWモハメド・サラーが決めたPKでの得点のみだ。
そうしたなか、英メディア「Squawka」は公式ツイッターで「リバプールは2021年に入り、アンフィールドでたった1ゴールしか決めていない。それも、サラーのPKだ」と投稿。続けて、「タクミ・ミナミノとアダム・ララーナは両者ともにオープンプレーで、ホームで得点を記録しており、2人でリバプールのゴール数を凌ぐ」と指摘している。
南野は期限付き移籍したサウサンプトン で、敵地での第22節ニューカッスル戦(3-2)、ホームでの第24節チェルシー戦(1-1)でゴールを決めている。また、昨季限りでブライトンへと完全移籍した元イングランド代表MFアダム・ララーナも第27節レスター戦(1-2)で初ゴールを記録している。
負傷者が続出しているリバプールではあるが、中軸を担うアタッカー陣は問題なく出場しているなかで、ノーゴールが続いている状況は深刻な問題点となっている。そんななかで、退団した選手が相次いで結果を残している現状を、現地メディアも皮肉交じりに伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)